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夢で終わるか海外販路開拓 Vol.1

今僕たちのクライアントも含め、多くの中小企業の皆さんが海外に新たな成長の機会としてその進出にチャレンジされる方々が増えています。

それはヨーロッパや米国、夢の海外販売を実現したいという願望を持ったオーナーさんがたまたま自治体の補助金や日本貿易振興会JETROさんなどからのご支援をいただける機会に恵まれ海外進出へのチャレンジを決断し一歩を踏み出されることが多いようです。

イデアコは1998年ブランドデビューから7年後の2005年にニューヨーク在住のある方との出逢いがあって始めて海外ニューヨークの展示会(いまはNY NOW当時はNY Giftshow )に出展させていただく機会を得ました。

その展示会ではNYウォールストリートジャーナルに私達が出展したメディテーションクッション瞑想用の小椅子が東洋のライフスタイルグッズとして記事になり取り上げていただいたり、その時に来場された英国のデザイン誌Wall Street Journalのプレスさんに日本のミニマルデザインとして傘立てCUBEを取り上げていただけました。
その二年後2007年には、今度はヨーロッパ・イタリアのMilano Saloneというデザイン祭りの展示会に東京のあるデザインプロモーターの方のお声掛けで出展させていただきました。

そしてそれらの成果はというと製品のデザインは情報として海外に渡りましたが売上という実質的な成果は上げる事には至りませんでした。

ブランディングという点からも一瞬に行われる展示会では余程のメディアや会場での圧倒的な露出への投資を行わない限りはなかなか話題性を持って認知という所までには至りません。

そしてその反省を材料に今度はインテリアトレンドの発信地パリのメゾンドオブジェという展示会に出展する事になりました。一度目はJETROさんのご支援でJapan Styleとしてのメゾンに共同出展させていただき、その翌年からは自前での出展を進めていきました。

どの様に進出へのアプローチを変えたかというとヨーロッパに物流拠点を用意しそのハンドリングできる人材を確保し出展に望んだという事です。

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2019-02-18 ©Ichiro Haba
シンプルに美しく暮らす