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変化するブランドの世界観と共感軸

今までメーカーや小売りのサプライヤーは製品の有用性有効性いわゆるベネフィットを訴え消費者に買ってもらおうとプッシュプッシュしてやってきました。 
このコロナや度重なる気候変動地殻変動による世界中の災害多発の中にあって私たちのクラシの価値観も変化しています。

何を選ぶにも優先すべきは持続可能な社会につながる自分たちの消費であるのかないのか。この製品はどのような考え方で企画され生産されているのか…そのような背景を改めて問いただしながら消費選択を行うようになりつつあります。


そのような変化の中にあって、サプライヤーの私たちはもう今までのように製品機能をプッシュプッシュするような時代ではなくなりつつあることを認識しておきたいと思います。


生活者としての私たちの消費の選択基準は自分たちが企業やブランドの存在に対し共感できるかどうかという基準にウエイトがシフトし始めているという事です。 


イデアではブランドローンチの当初からシンプルに美しく暮らすという生き方に価値観をおいてきました。無駄のないコンパクトでクリーンな暮らしをデザインする。

山川草木悉皆成仏(山も川も草にも石にも木にもすべてに仏が宿る)とモノを慈しみ大切に使う日本人の里山の暮らしのDNA・美意識にフォーカスして生活のありよう、デザインの在り方を求めてきました。


それがシンプルを極める、デザインが主張しすぎないideaco designが求めてきた美意識です。

自分たちは消費者生活者からこのブランド・企業の考え方は素敵共感できると選んでもらえるよう、自分たちの考え方を今まで以上にメッセージするプロモーションに力を注いでいきたい思います…もちろん製品各々のベネフィットを伝え理解してもらう事は手を抜くわけにはいきませんが…

2020-10-06 ©Ichiro Haba
シンプルに美しく暮らす