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夢で終わるか海外販路開拓 Vol.3

違った成果というのはideaco製品の場合、3度目のメゾンドオブジェ出展において、始めてパリ・マレ地区に有る有名インテリアブティックmerciさんとのお取り引きがはじまった事です。

そこに製品が並ぶという事はトレンドアイテムとして世界で認められたという評価につながります。Ideacoでは2015年三回目の出展において始めて2アイテムをお買い付けいただく事が出来ました。

2014年ドイツのレッドドットデザイン賞を受賞させていただいたバンブーメラミン素材で作ったTMと名付けた紙皿・紙コップを模した超薄型のテーブルウェアそして陶器とブナの木で作った最小コンパクトなテープディスペンサーです。

そのお陰でideacoというブランドが世界的に認知されニューヨークで最もファッショナブルなインテリア専門店ABC Home様にもお取り扱いが拡がり、アジアのマンダリンオリエンタルホテル、国内では星野リゾート様でのお取り扱いにもつながるなど大きくideacoのブランドプロモーションに貢献するきっかけとなりました。

日本国内の展示会出展では、なかなかここまで世界的なブランディングの拡がりを実現する事は困難ですがデザイントレンドの発信地パリではこのように世界中のトレンドセッター・バイイングの目利きのプロが集まります。

そこで評価されるという事は情報が世界に拡がるという事につながります。海外の販路開拓の行動結果によって、このような事例を生み出せる事につながりました。これがまた売上ではない違った成果の一つであります。

Ideacoは正直、名より実を取る事を重んじ経営を行っています。それは最終的に自分たちが貢献する相手は消費者であり生活者でありますし、僕たちの製品は世間体やカッコ、名前を売ってなんぼというよりも質実的に社会貢献できるものが美しいというコンセプトでモノづくりを行ってきました。

しかし名の部分においてもやはりそれがエンドユーザーの皆様にご満足いただける要素の一つであると海外の販路開拓を通じて実感認識を得る事が出来ました。

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2019-03-20 ©Ichiro Haba
シンプルに美しく暮らす