スモールマスと呼ばれるマーケットが別段新しい市場ではないものの話題になっています。

何を意味するものかと言いますと今迄小さいと思われていた市場がマス化するとい市場の変化をさしているものです。

今迄のようにマスの主役は宣伝広告がバンバン打てる大企業だけではなくなりつつあると言うトレンドを表しています。

それはITによる社会環境変化によるものでSNSによる口コミ伝播、ネットのEコマースサービスの拡大、終身雇用制の崩壊、起業家・起業機会の拡大、世界のグローバル化などこれらの変化によるスモールマスマーケットの拡大化を生み出す要因となっています。

そのスモールマスなプロダクトについて少しお話しします。

ようは少し高くて生活者に役立てる可能性のある今迄マス化しないで終わっていたようなこだわりのある製品が、SNS等の口コミの拡大とネット販売でエンドユーザーと直接つながりマス化していくと言う変化です。

今迄そのようなスモールでも良いモノが世に出る事にブレーキとなっていた商流（問屋小売店のバイヤーさんの趣味嗜好や都合）や情報の発信機会（大手メディアの都合・趣味嗜好）の影響の垣根が低くなり情報流通の風通しがよくなってきていると言う事もその背景にあると思います。

2019-08-09 ©Ichiro Haba