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改革と革新は別物

デザインと事業活動を結びつけた考え方を称しデザイン経営と言う言葉も出てきています。

現代の様々な事業が今を守る事では将来その存続が危ぶまれる中、このように経営にデザインは不可欠と言う事が現されるキーワードの一つです。

唯ここで言われる所のデザインとは絵を描く事ではありません。創造的な発想を生み出すクリエイティブな行為をデザインと称しています。

デザインが出来る人材がデザイナーとよく思われがちですが、実はそうではありません。会社経営者、中でも創業者はまさに事業デザイナーであります。

そして今盛んに求められている所の革新というイノベーションを生み出す発想はどのようにすれば生まれるのかということを改善と比較してみると理解しやすいと思います。

何か問題があればそれを解決する方法を生み出していく創意工夫、これはネガティブな着眼の中からスタートします。

一方では、こうあってほしいというような夢や理想の世界からのポジティブな創造。同じ創造的な行為もこのようにそのスタートネゲティブな視点からポジティブな想像からとそれは全く異なります。

そして前者、問題解決型の創意工夫は日本が得意とする所の改善改革になります。

後者の革新クリエイティブそのポジティブな創造はこんな未来を作りたいというような熱情から生まれてくるものでそれに近いものがアートであると言う風に見る事も出来るでしょう。

ある大手の企業はそのイノベーションを起こす為に企業内起業家を募集し発掘しようとしているようです。

またグーグルヨーロッパ/ベルリンではそれら創造的コンセプトを持った起業家を集めハッカソンイベントを行いその評価と優秀な事業モデルイノベーションへの事業創造支援を進めているようです。

2020-01-31 ©Ichiro Haba
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