新生活様式がもたらすもの

新生活様式がもたらすもの stage7

仕事と経済

コロナが明ければコロナ禍の中で変わった暮らし方は元通りになるのだろうか?経済は元のように復調するのだろうか?いつの時点でコロナは収束を迎えることができるのか?多くの方々が予測を繰り広げておられます。

その収束までの時間が長引けば長引くほどに生活も経済も国のカタチまでもがおかしくなってしまいます。

そのようなマクロなグローバル経済の収縮も続く中、ミクロな私たち一般人の心配事といえば何よりも仕事がなくなる収入が無くなるという不安です。

今現在も飲食や観光、興行、小売り業を中心としたサービス業に携わる人たちの事業者の収益が激減し退職勧告リストラが行われ、そうして仕事替えを行わざるをえないような事態になっておられる方も多々。

ただそれらサービス業の復活はワクチンの開発と処方薬の開発までの時間の問題でもあるとも思いますが、今回のコロナがもたらした最大の変化はやはりよく言われるところの生活や社会システムのデジタル化シフトの加速であると思います。そのシフトによって多くの人たちの職が失われることも予測されています。

ただ違った視点でとらえれば、そのデジタル化シフトによって誕生するたくさんのチャンスが一方で拡がりを見せているということです。

今までネットストアーのオープンに多大な時間と投資を必要としていたことが今はそのシステムを無償で借り受け仕事を成立させることが可能になっています。今まで下請けで甘んじていた製造メーカーさんはDtoCと世間を騒がせているSPA垂直統合ビジネスモデルに向けて今が事業を革新させるチャンスでありますし、個人にとっては本当に自分がやりたかったことを今まで抱えていたものを捨てて新天地の場で挑戦できるチャンスがやって来た。

そのように考えれば将来の夢が拡がるでしょうしその夢がまた次の新しい経済や新しい生活の仕方を創造する原動力となっていきます。そう考えることで私たちは明日に向けて明るい経済活動、社会システム、日常の暮らしを実現していける、このコロナの機会をそれぞれの人たちがチャンスとしていける僕はそう信じています。

2020-07-10 ©Ichiro Haba
シンプルに美しく暮らす