コロナ禍での気付き

コロナの教訓

何か良くないことが起こる時、その苦境は良薬となり世の中がより良く改善される糧となります。

今日の朗報/オルベスコという喘息の吸引薬がコロナ肺炎に効果を確かに示したという症例が報告されています。

実際今回国内においてはコロナの検査体制解放、指導の遅れによって感染が拡大し実際コロナで亡くなられた方々には大変申し訳のない内容のブログとなりましたら、これから私達の社会がより良くなる為のものと受け止めて頂いてお許しを頂きたく思います。

今回コロナ問題で社会的な改善課題が沢山表面化してきました。

そんな機会であったのではないかと思います。マスクを買いあさり我がさえよければ良いと言う理不尽な人間を退治する法律が制定されます。

政府や行政の後手後手に回る対応の遅れが表面化し世論を騒がせ、しいては森友、加計、桜の会、IR疑惑、嘘とごまかしパフォーマンス内閣の支持率を急降下させました。

世界の株価が暴落しています。企業の業績は悪化します。それと重なり米国大統領選挙が進んでいます。

アメリカンファースト我がさえよければ良いという大衆のエゴを利用して利権を我がものとするトランプさんは退陣となります。

格差社会の問題、資本主義というグローバル経済体制の問題、世界も日本も緩やかな独裁政治の台頭、それら多くのエゴと言えるものがコロナの世界感染によって露呈し表面化してきたという見方が出来ます。

このような危機的な状況の時にこそ人間性の本質が問われる事になります。

昨日はイタリアの教師のメッセージがテレビで紹介されていました。

今この大変な時にこそ本を読んで自宅で学ぶ機会にしましょう。マスクは病状のある人に使ってもらうようにしましょう。

そうです我々個人一人ひとりは周りの人の為に生きているのです。

利他それこそが社会のあり方・人間性の根源です。

我がさえよければ良いという利己なる者はやがて衰退に向かう、その姿を見る機会が今という時なのだと思います。

そしてこれからがより公正公平で利他の社会、愛と誠と調和の世界へ一歩でも進んでいく機会となる事を願います。

2020-03-06 ©Ichiro Haba
シンプルに美しく暮らす