コロナ禍での気付き

コロナ対策 1

この4月米国へ予定していた出張もできなくなりました。

入国しても2週間の経過観察を経なければ街に出歩く事は出来ません。日本は全面的に中国、韓国に対し同じような対応を取っていますが実態は注意勧告のみの状況で強制権はありません。

このような状況がいつまで続くのか、世界経済、企業業績の落ち込み生活のリズムや情緒不安定ストレスの拡大。

考えればその昔結核菌だって死の病として怖れられたものでした。でも今や普通に結核を怖れる人は皆無と言ってよいぐらい感染対策も医学も進歩しています。

そしてこのコロナにおいては感染しても8割の人が風邪など軽い症状で終わるというものですからその人たちにとってはコロナが及ぼす身体への害は風邪引いちゃった程度のものであります。

ところが一方コロナさんは人の身体に侵入しそれをお家にして勢いを増し増殖するというのだからこれがコロナさんの恐ろしい所ではありませんか。

軽い症状しか出ない感染者の人たちの身体を利用して勢いを増していく訳です。そしてしらっーとした顔で免疫力の低い人たちに風邪のようにこそこそっと近づき侵入できればそれこそ牙を剥いて襲いかかって来る訳です。

しかもこのコロナさん長寿であるらしいのです、これも厄介です。

症状の出ない感染者の身体を長期に渡り歩いては増殖しながらバラまいていく。だから一旦回復した感染者もまた新しく誕生した保菌者からコロナをまた頂いてそして出戻り感染者となります。

この感染無症状者の拡大によって既に世界中でこのコロナウィルスはパンデミック状態にあるとの想像は容易です。

この感染無症状者の人たちからの感染拡大を抑える為の方策が最も感染拡大を収束させる行動になると僕は考えます。

政府か決めている入国後2週間の経過観察で症状がなくそれは風邪程度であっても保菌者である人の発見にはなりません。

やれる事なら入国者全員に検査を強制的に行う事が出来れば良い訳です。

僕たちは子どもの頃から年一回、結核菌の撲滅の為にツベルクリン検査というものが義務付けられ実施されています。

国民全員検査を受けて下さい・・・これをやらないとダメだと思います。そうする事で保菌者は自分が成すべき対策と行動をスタートすることができます。

その為の体制を政治行政の最優先課題とし法整備を早急に整え政府主導で指導の徹底、国家予算を投じる事で早期にパンデミックを収束させる事が可能になると僕は思います。

あわよくばインフルエンザのように暑くなり湿度が上がれば活動が鈍くなるように気候によって収束に向かうようであれば良いですが、このウィルスどうも暑く湿った気候に対してもしぶとい性格のようでそれがまたもって厄介な所です。

私達一人ひとりが自分も感染者であるという意識を持って滅菌を実現する、そして他者への感染拡大を防ぐ判断を行い、行動をとる努力を習慣化させていかねばなりません。

2020-03-10 ©Ichiro Haba
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