プラスチックはどうなる…

プラスチックはどうなる…の3

今週パリで行われていたインテリアリビングの展示会、”maison&object”やトレンドを作り出しているお店”Le Bon Marche”や”merci”どのパーツを見てもそれは”Future Green”というテーマであったようです。

未来を作る緑の視点、それは地球生命の為のこれからの永遠のテーマでありSDGsエスディージーズに向けて最優先で取り組むべき課題であります。

プラスチックの貢献は安い価格で私達の生活に快適さや便利さを実現してきことです。

今世の中からプラスチック製品が無くなればたちまち私達は今迄当たり前に享受してきた便利さや快適さ衛生環境を失い不便で不快で不衛生なそれだけではなく高いコストを支払わねばならず経済的にも大きな負担も強いられる事になってしまいます。

今必要な事はプラスチックを否定してかかるのではなくさらにその素材の進化した循環系のシステムを作り出して行く発想で考えていく必要が有ると思います。

今回パリからのトレンドの言葉を借りて使わせてもらえばそれは”Future Green Plastic”という発想にビジョンを持ち込むと言う事になると思います。

ビジョンと言う言葉は展望や見通しというイメージで使われていますが、本来それは意志と言う言葉に置き換えれるものであると思います。

意志が宿ってこそビジョンそれは創造のエネルギーとなってその実現に向かうものです。

プラスチック資源の循環における日本のマイルストーンは3つのカテゴリーに分類され1つはリデュース、ゴミになるしかないワンウェイプラスチック2030年迄に25%の排出抑制。

2つ目にリユースリサイクル2025年迄にリユースリサイクル可能なデザインに、2030年迄に包装容器の6割をリユースリサイクルに、2035年迄に使用済みプラスチックの100%リサイクルに。

そして2030年迄に200万トン再生利用バイオマスに転換と目標を設定しています。

2019-09-13 ©Ichiro Haba
シンプルに美しく暮らす